『神様のいる街』

4月25日取次搬入で、吉田篤弘さんの
『神様のいる街』という本を刊行いたします。

「周波数を探っていた。日曜日の深夜だった。
その時間帯だけ空気がきれいになる。」

こんな書き出しからはじまる、書き下ろしの
自伝的エッセイ。

「神様のいる街」とは、すなわち、神戸と神保町。
この2つの街を舞台に、著者の青春時代が瑞々しく
描かれます。
それは「自伝的エッセイ」でありながら、あたかも
物語のようです。

キーワードは、本と古本と結婚。
この上なく率直に描かれる物語の終盤は、感動します。

驚くほどにさっぱりした、美しいデザインは、
もちろん、クラフト・エヴィング商會によるもの。

通常の本よりも小さな本です。
吉田さんの幻の処女作『ホテル・トロール・メモ』
も収録しています。

書店にて、ぜひ。

 

『神様のいる街』
著者:吉田篤弘
価格:1600円+税
版型:四六判変形上製
頁数:128頁(うち2色ページ30ページ)
ISBN 978-4-904816-27-1  C0095


取次に納品する日は4月25日ですが、
その日に一斉に書店店頭に並ぶという
わけではありません。流通の関係で、
書店での発売日はマチマチです。
取次納品日から1週間〜2週間かかる
場合もございます。
ご注意ください。


2 thoughts on “『神様のいる街』

  1. 征木高司 返信

    初版署名本が欲しいのですが 入手方法はありますでしょうか。
    おいそがしいところ恐縮です ぜひよろしくお願いします。

    1. natsuhasha 返信

      お返事が遅くなりました。
      すでに弊社には在庫がなく、各店舗に問い合わせいただくほかございません。
      すいません。
      あるかも、と思いつくのは、東京堂書店、熊本の汽水社でしょうか。
      あとは、西荻窪のモンガ堂、音羽館でしょうか。

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