本を愛する人たちが毎年たのしみにしている「みすず」の
読書アンケート特集。
わたしも毎年、買っています。
今年は石原千秋さんが『私の文学渉猟』をとりあげてくださいました。
「何よりもどの文章も実に楽しそうに書いている感じがして、ほんとうに
羨ましい」との評。
『私の文学渉猟』は著者が文学を楽しんでいる文章を選んで、まとめた
1冊ですので、このような言葉をいただきうれしく思います。
一方、学者としての曾根先生の仕事は、『伊藤整とモダニズムの時代』
(花鳥社)にまとめられています。
こちらは同じ「みすず」で、武藤康史さんがとりあげてらっしゃいます。
読み応えたっぷりのこの冊子は税込み330円。
東京堂書店、ジュンク堂書店などでお買い求めいただけます。