「町には本屋さんが必要です会議」シンポジウムのお知らせ

今年1月から、発起人のひとりとして開催してきました
「町には本屋さんが必要です会議」。
弊社にとって、この1年は、「町の本屋さん」について、
考え続けた1年でした。
これまで全国で16回開催してきましたが、いよいよ、
この12月で最後です。
その1年の総決算のつもりで、いまもっともお話を伺いたい、
三人の書店員さんをゲストに迎え、本屋さんのいまとこれからを話します。
また、これまでの「町には本屋さんが必要です会議」にかんしては、
あらたな取材と書き下ろしを加えて、『本屋会議』として、刊行いたします。
イベント当日に、先行販売いたしますので、よろしかったら、
ぜひ遊びに来てください。
「町には本屋さんが必要です会議」シンポジウム
日時:2014年12月12日(金)
OPEN 19:00 START 19:30
会場:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール
東京都千代田区神田神保町1丁目17

http://www.tokyodoshoten.co.jp/hall/

参加費:参加費800円(要予約・ドリンク付き)
出演
田口幹人(たぐちみきと)
さわや書店フェザン店(岩手・盛岡)、店長。他店勤務を経て、2006年からさわや書店勤務、2011年から現職。
星真一(ほししんいち)
1972年生まれ。紀伊國屋書店グランフロント大阪店店長。紀伊國屋書店梅田本店他勤務を経て、2013年より現職。
笈入建志(おいりけんじ)
1970年生まれ。往来堂書店(東京・千駄木)店長。大型書店勤務を経て、2000年より同職。
東京堂書店さま店頭または電話・メール(shoten(アットマーク)tokyodo-web.co.jp)にて、
「町本会イベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
電話 03-3291-5181

『戦後出版クロニクル』編集会議

来夏、『戦後出版クロニクル』(仮題)という本を刊行予定です。
これがかなり大変な企画で、1945年〜2014年に出版された
全ジャンルの書籍のなかから、出版史的に意味のある書籍を
各年数冊ずつ抽出して、そして紹介するという内容です。
1冊の本が刊行されることによって、それが読者に、編集者に、
書店に影響を与え、本の歴史が変わっていく。
そうした時代の流れを、1冊の本によって、表現したいのです。
今週土曜日、西荻ブックマークにて、この本の公開企画会議を行います。
著者の南陀楼綾繁さんを司会に、『冬の本』にも原稿を寄せてくださった、
ライターの井上理津子さん、『冬の本』の編集者でもある北條一浩さん、
そして、ぼくの4人で、「この本は外せない!」と話し合います。
ちなみに、今回は戦後の70年間では幅が広すぎるということもあり、
1970年代から2000年代にしぼって、トークをします。
本好きのかた、ぜひ遊びに来てください。
濃密な2時間超のイベントです。
『戦後出版クロニクル』編集会議
〜この本は見逃せない! 1970~2010〜
日時: 10月11日(土) 17:00~19:30
会場: ビリヤード山崎2F 杉並区西荻北3-19-6
参加費: 1500円
定員:   40名
予約方法:こちらでどうぞ→http://nishiogi-bookmark.org/reserve/
追伸
たとえばこんな本を紹介します。
井上さん→【90年代】 朝日新聞社編『朝日人物事典』朝日新聞社(1990年刊)
北條さん→【80年代】 片岡義男『スローなブギにしてくれ』角川文庫(1981年刊)
夏葉社 →【00年代】 高野文子『黄色い本』講談社(2002年刊)

5周年、夏葉社フェア。

年末に刊行する本の準備で、バタバタしています。
ご案内が大変遅くなりましたが、関西の「夏葉社フェア」のお知らせです。
弊社の5周年を記念して、大阪の長谷川書店さんと、姫路のおひさまゆうびん舎さんで、
大規模な夏葉社フェアが開催されています。
その名も、
〜夏葉社 5周年記念フェア
   
 大切な人のために
 全力で本をつくってみようと思った 〜
弊社の書籍全タイトルはもちろん、現在、長谷川書店さんで、
高橋和枝さんの「さよならのあとで展」、おひさまゆうびん舎さんで、
得地直美さんの「本とそのまわり展」が開催中です。
どちらも実際に目で見て、絵を買うことができる展示です。
それ以外にも、お店に行くと、たくさんのおまけの展示があります。
いろいろびっくりするはずです(笑)。
二度とない機会ですので、ぜひ、足を運んでみてください。
両店ともに、10月31日まで。
長谷川書店
大阪府三島郡島本町水無瀬1丁目708-8.
電話, 075-961-1560.
http://walkingreader.blog60.fc2.com/
おひさまゆうびん舎
兵庫県姫路市本町68
電話,079-288-6597
http://ohisamayuubinsya.blog.fc2.com/
なお、10月1日〜11月27日のあいだには、姫路から20分の駅、
「本竜野」にある「九農文庫」で、「山高登装釘展」も開催されています。
その名のとおり、『昔日の客』の版画などでもおなじみの山高登さんが
装釘された書籍を、実際に手にとって見ることができます。
こちらもぜひ!
九農文庫
兵庫県たつの市龍野町日山435-2
(私設図書館です。火・水・木の10時〜15時までの展示です。ご注意ください)
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