「井上謙治先生のお話を聞く会」をやります。

「井上謙治先生のお話を聞く会」をやります。
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『レンブラントの帽子』の増刷を記念して、
2月11日(金)の20時より、西荻のブックカフェ beco cafeで、
アメリカ文学者の井上謙治先生のお話を聞く会をやります。
『レンブラントの帽子』を編集していたとき、
井上先生にお会いして、いろいろなことを聞きました。
戦後すぐに日本でアメリカ文学を勉強するということは、
どういうことだったのか?
フィッツジェラルドは、サリンジャーは、フォークナーは、
当時、どのように受け止められていたのか?
直接会われたマラマッドの印象は?
アップダイクは?
ジョン・バースは?
公私ともにおつきあいがあった、小島信夫先生は?
井上先生は、丁寧に、ひとつひとつ、こたえて下さいました。
私は、アメリカ文学の戦後史ともいうべき先生の貴重な話を
喫茶店で聞きながら、「ひとりで聞くのはもったいないなあ!」
と強く思っていました。
念願のイベント実現です。
10名程度の小さな会です。
ご参加希望の方は、
「info@natsuhasha.com」
までメールをお願いいたします。
twitterをやってらっしゃる方は、
「natsuhasha」宛にDMや「@」で
お伝えいただいても結構です。
ワンドリンク付きで、会費は1000円です。
先着順です。
井上謙治先生 略歴
1929年東京生まれ。東京大学英文科卒。
明治大学・桜美林大学名誉教授。
訳書に、フォークナー『野性の棕櫚』、
アップダイク『さようならウサギ』、
サリンジャー『大工よ、屋根の梁を高く上げよ/シーモア-序章』(共訳)、
スタインベック『キャナリー・ロウ-缶詰横丁』
『スタインベック事典』など。

今年もよろしくお願いいたします。

今年もよろしくお願いいたします。
昨年は結局、『レンブラントの帽子』と
『昔日の客』の、2冊を出版いたしました。
たくさんの読者の方から嬉しいお言葉をいただき、
34年の生涯の中で、一番喜んだ年でもありました。
今年は昨年の倍くらい、がんばっていきたいと思っています。
どうか、変わらぬご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
さて、好評の『昔日の客』ですが、1月9日の朝日新聞に
書評が掲載されました。
「深夜に読了。感慨というべきか、闇の中で、この本が描く、
 恐らく今では取り戻せないだろう世界に思いが広がり、
 しばし眠れなかった。」
嬉しすぎる言葉です。
毎日のように、反響があります。
本当にいい作品なので、未読の方、ぜひお手にとってください。
そして、『レンブラントの帽子』ですが、発売から8カ月、
ついに増刷が決定いたしました。
2月10日出来予定です。