3年目が終わりました。
何もないところから、出版社をはじめて、
今日でまる3年が経ちました。
『さよならのあとで』だけ出せればいい、と
思ってはじめた会社です。
たくさんの人たちの支えで、ここまで、
続けることができました。
読者のみなさま、書店員のみなさま、
本当に、感謝しています。
会社をはじめるときに、僕は、
夏葉社は1万人、10万人の読者のためにではなく、
具体的なひとりの読者のために、本を作っていきたいと考えています。
マーケティングとかではなく。
まだ見ぬ読者とかでもなく。
いま生活をしている、都市の、海辺の、山間の、
ひとりの読者が何度も読み返してくれるような本を
作り続けていくことが、小社の目的です。
と書きました。
4年目からは、もっともっと、ひとりの読者にこだわって、
本をつくっていきたく思っています。
会社を大きくしたいとは、思っていません。
もっともっと、これまで以上に、丁寧に仕事をしたいです。
雑なことをしていたら、叱ってください。
調子にのっていたら、注意してください。
ひとりの限界はあるけれど、一冊の本があれば大丈夫。
何を言っているかよくわからないですが、がんばります!