いろいろご報告。

2011年4月6日

いろいろご報告。
地震があったあの日から、今日で27日目。
長期的な視点で、色々とやっていきたいと思っています。
さて、いろいろご報告です。
(1) 4月1日から4月30日までの1ヶ月間、神戸の海文堂書店さんで、
  アルテスパブリッシングさん、クレインさん、港の人さん、弊社の
  4社フェアが開催されています。
  一読者として、駆けつけたくなります。
  お勧め本は、アルテスさんだと、『片山杜秀の本3 クラシック迷宮図書館』(天才!)
  クレインさんだと、『凍える口 金鶴泳作品集』(最高!)
  港の人さんだと、『あたまの底のさびしい歌』(賢治!) です。
  もちろん、それ以外にも素晴らしい書籍がたくさんあるので、お近くの方、ぜひ!
 
(2) 4月29日に、「あちらこちらで本を出す」という、トークイベントに出ます。
  「不忍ブックストリート」のイベントの一環で、
  札幌で素晴らしい冊子を出されている、書肆吉成さんと
  (もしかしたら、サウダージ・ブックスの淺野さんも)  
  出版のさまざまな可能性について、話します。
  たとえば、本当に食っていけるの?
  たとえば、どうやって本を出すの?
  たとえば、どういう本を出すの?
  たとえば、吉祥寺と札幌ではどう違うの?
  個人的に、ものすごく楽しみです。
  ぜひ、来て下さい。
  
  日時
  2011年4月29日(金・祝)17:00~
  場所
  旧安田楠雄邸 千駄木5-20-18
  (千代田線千駄木駅下車徒歩5分、 本郷保健サービスセンター隣)
  参加費 1000円/定員 40名
  予約・問い合せ 
  yoyaku★yanesen.org(★を@に変えてください)
  ※件名「出版社トーク」。お名前、人数、電話番号を明記願います。
(3) 岐阜市に、古本徒然舎がプレオープンしました。
  
  それまでは、ネット古書店として有名なお店だったのですが、
  今春、満を持して、実店舗で営業されます。
  小島信夫先生、堀江敏幸先生(『昔日の客』を2010年のベスト3に挙げて下さいました!)、
  詩人の金子彰子さんと、岐阜は弊社にとってゆかりの深い県です。勝手にそう思っています。
  同じく、お近くの方、ぜひ。弊社の本も並んでいます。
(4) ジュンク堂書店さんが刊行されているPR紙、『書標(ほんのしるべ)』の今月号に、
  『昔日の客』について寄稿しました。
  下手な文章ですが、思いを込めて書きました。
  以前、このブログで紹介しました、仙台ロフ子さんのマンガも載っています。
  こちらで読めます。
(5) 紹介が大変遅れましたが、今、発売している『本の雑誌』の巻頭で、
  クレインの文さんと対談しています。
  特集は「一人出版社の時代がきたぞ!」
  元気が出る特集です。
  これは、ぜひ、買ってほしいです。
  あと5日で、店頭からなくなってしまいます……。
(6) 3月31日、関口洋子さん、直人さんとともに、
  尾崎一雄先生のお墓参りに行ってきました。
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  この日が先生の命日でした。
  お墓の前で、直人さんが、
  「先生、紹介します。うちの親父の本を出版した夏葉社の島田くんです」と。
  お墓のすぐ近くには、『斜陽』の舞台となった雄山荘跡が。
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  帰りに、藤沢の聖智文庫さんで、『昔日の客』の冒頭、「正宗白鳥先生訪問記」の
  初出である『風報』を買ってきました。
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  川崎長太郎が愛した、小田原のだるまで天丼も食べました。
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  来年も行きます。
  一緒に行きたいという方いらっしゃったら、お声かけください。 
  ブログはもっとこまめに更新しなきゃいけません。