『関口良雄さんを憶う』が来週発売になります。

2011年2月24日

『関口良雄さんを憶う』が来週発売になります。
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33年前の秋、『昔日の客』とほぼ同じ時期に、
一冊の冊子が刊行されました。
尾崎一雄・山高登編集の『関口良雄さんを憶う』です。
尾崎一雄、上林暁、萩原葉子、野呂邦暢といった作家や、
山王書房をよく訪れたお客さんや友人たちが、関口さんとの
思い出をつづったこの小冊子は、まるで、当時の空気をそのまま
封印したかのような、なつかしい、愛情のこもった一冊です。
どういう流れでそう申し上げたのか失念してしまったのですが、
あるイベントの打ち上げで、私は、『昔日の客』の初版がなくなったら、
『関口良雄さんを憶う』も復刻します! と言いました。
それから5ヵ月、ようやく、復刻版が発売となります。
今回の復刻版は、オリジナル版と「背」が違います。
それ以外は、奥付などを除けば、同じです。
オリジナル版は「中綴じ」といって、針金で製本しておりますが、
今回はソフトカバー製本です(カバーはありません)。
岩波ブックレットとほぼ同じ感じです。
72ページ、税込で840円です。
お取り扱い店は、来週、またお知らせいたします。
なにとぞよろしくお願いいたします。