『スローフード大全』

少しだけ携わらせていただきましたので、宣伝です。
cover_web.jpg
スローフードって。
ああ、ファーストフードの対義語で、ゆっくり食事を楽しもう、
って、あの、あれね!
たしかに、そうなんです。
でも、それだけではないんです。
言うならば、食の多様性とでもいいましょうか。
「ファーストフード」に代表される画一的な食生活だけじゃ、いかん。
私の理解では、つまり、そういうことです。
日本はどこへ行っても同じ景色ばかりだ。
よく聞く話です。
駅前にレンタカー屋、国道に出ると左にハンバーガー屋、右に格安衣料店、
まっすぐ走ると、家電量販店があり、ビデオレンタル店があり、青と黄色が目立つ、
なんとかOFFがある。
皮肉なことに、それは、私にとっては、落ち着く景色でもあります。
よく見知った風景と、よく知っている商品。
それと、納得できる価格。
けれども、それは、一方で危機でもあります。
均一な文化は、往々にして、巨額のお金によって成り立っているからです。
そして、もちろん、その背後には、消えていくたくさんの小さなお店があります。
『スローフード大全』が詳述しているのは、地域経済、伝統、生物多様性、食の喜び、
といった事柄です。
均一な食文化は、均一な味覚によって、ますます均一化していく。
それに断固として抗議するというのではなく、食をもっとよく知ることで、
多種多様な、豊かな食の世界を再発見し、保存する。
異議なしです。
フルカラーの大きな本です。
類書のなかでは、ダントツの情報量を誇ります。
そして、写真もきれいです。
ジュンク堂、紀伊国屋さんなどで、ぜひ!!
あっ!
最後に一言だけ。
あのジョン・アーヴィング氏が、寄稿しています!