ホホホ座吉祥寺店

7月23日の日曜日、11時から19時まで、
1日だけ、弊社事務所が「ホホホ座吉祥寺店」
になります。

『ガケ書房の頃』の山下賢二さんが京都で運営する
「やけに本が多いお土産屋」がホホホ座です。
京都を代表する、個性的なお店のひとつです。
ぼくにとっては、「やけに欲しい本が多いお土産屋」。
楽しい本屋さんだと思っていただいてかまいません。

この日一日だけ、弊社事務所に、ホホホ座で人気の
ある新刊書籍と、山下さんの古書がたくさん並びます。
一般的な書店ではあまり見かけないリトルプレスや、
男前な、かっこいい古本など。
お祭り気分で、ぜひ遊びに来てくださいませ。
もちろん、予約など不要です。
山下さんとふたりでお待ちしております。

なお弊社へのアクセスは、吉祥寺駅から歩いてだと15分。
バスだと5分ほどです。
吉祥寺駅の北口から出ている西武バスを利用し、
「武蔵野第四小学校」でお降り下さい。
西武バスであればすべてその停留所で停車します。
吉祥寺駅から3つ目です。
停留所から1分ほど北に歩いていただければ、
道沿いに「ホホホ座吉祥寺店」を見つけることができるはずです。

汚い地図は下記のとおりです……。


連載ページ

6月26日の月曜日から、弊社HPに「連載」のページが
あらたに加わりました。

原稿の書き手は、京都の書店「誠光社」の堀部篤史さん。
『冬の本』にも原稿を寄せてくださった、書店店主であり、
すぐれた書き手でもあります。

堀部さんとぼくとは年がひとつ違いで、ぼくは1976年、
堀部さんが1977年生まれです。
ぼくたちが学生のころはまだ、それほどインターネットは
普及しておらず、なにか新しいものを知ろうとするときは、
どこかに出かけなければなりませんでした。
本屋さんや、ライブハウスや、映画館。
または、たまり場になっているどこかのお店。

この「サイエンス・フィクションみたいな昔話」は、
そうした90年代を振り返ることによって、いまの時代と
つながっている何かを浮き彫りにする試みです。

堀部さんに連載を依頼し、ようやく形にすることができました。
挿画はマメイケダさん。
1年間、続きます。

毎月第4月曜日に更新いたします。
お読みいただけたらうれしいです。


『すべての雑貨』

4月21日取次搬入で『すべての雑貨』
という本を刊行いたします。

著者は、西荻窪の雑貨店「FALL」の店主、
三品輝起さんです。
この本がデビュー作となります。

三品さんの素晴らしさをどう説明すればいいのか、
いつも迷うのですが、まず、FALLという店が
素晴らしいのです。

しかし、この本は雑貨の良さを語る本ではありません。
21世紀に入って爆発的に増えた雑貨屋、
さらにいえば、雑貨とはなにか? を一から考えた本です。

「世界がじわじわと雑貨化している気がする。
これは豊かになって物の種類が増えたから、ってだけじゃない。
それまでは雑貨とみなされてなかった物が、
つぎつぎと雑貨に鞍がえしているせいなのだ。」

昨今、本もまた雑貨のように扱われるときがあります。
本だけではありません。レコードも、美術も、実用品も、
なにもかもが雑貨のように扱われる。
というか、雑貨のように見える。
雑貨化した社会。

原宿にあった文化屋雑貨店、デンマークのレゴ、ムーミン、クンデラ、
ガルシア=マルケスらを引用しながら雑貨の来し方・行く末を考える
縦横無尽の論考は新鮮で、読んでいると知恵熱が出ます。
雑貨を考えると現代が見えてくる。
そう云っても過言ではありません。

文章もすばらしいです。
雑貨屋さんをやりたいという人、雑貨が好きな人、
現代の消費文化を考えたい人、おもしろい本が読みたい人、
とにかく、いろんな人にお勧めしたいです。
書店店頭にて、ぜひ。

 

『すべての雑貨』
著者:三品輝起
デザイン :櫻井久、
価格:2000円+税
版型:四六判上製変形
頁数:288頁
ISBN 978-4-904816-23-3 C0036


取次に納品する日は4月21日ですが、
その日に一斉に書店店頭に並ぶという
わけではありません。流通の関係で、
書店での発売日はマチマチです。
取次納品日から1週間〜2週間かかる
場合もございます。
ご注意ください。

 

 


『東京の編集者』

『東京の編集者』

 

4月21日取次搬入で『東京の編集者』
という本を刊行いたします。

著者は、木版画家の山高登さん。
山高さんは昭和53年に『昔日の客』をつくった
編集者でもあり、弊社にとっての恩人です。

山高さんは戦後間もなく、新潮社に入社され、
内田百閒、尾崎一雄、上林曉、香月泰男らの本を
担当されました。
今年91歳になった山高さんに、その美しい本作り、
作家とのエピソードについて聞き書きいたしました。
武井武雄、谷内六郎、島村利正、小沼丹らも登場します。

『東京の編集者』にはそのほかに、いくつかの書影、書票、
そして、山高さんが撮影したすばらしいモノクロ写真が
32ページにわたって収録されています。

計148ページの贅沢なバラエティブックです。
ぜひ、店頭でご覧くださいませ。


なお、この本の発刊を記念して、4月14日から
5月21日まで新宿のハイジア1Fで、
「東京を写す。東京を彫る。―昭和の編集者・山高登の世界―」
という展示が開催されます。
書籍には掲載されていない木版画作品、写真、書票が
多数展示されます。
こちらもよかったら、ぜひご覧ください。
入場無料です。

 

『東京の編集者』
著者:山高登
デザイン :櫻井久
価格:2300円+税
版型:A5判上製変形
頁数:148頁
ISBN 978-4-904816-24-0 C0095


取次に納品する日は4月21日ですが、
その日に一斉に書店店頭に並ぶという
わけではありません。流通の関係で、
書店での発売日はマチマチです。
取次納品日から1週間〜2週間かかる
場合もございます。
ご注意ください。


尾形亀之助『美しい街』

2月17日(金)、取次搬入で新刊を出します。

戦前の詩人、尾形亀之助の選詩集です。
この素晴らしい詩人をどう伝えればいいのか、
いつも迷うのですが、

 

眠らずにいても朝になったのがうれしい

消えてしまった電燈は傘ばかりになって天井からさがっている

 

街が低くくぼんで夕陽が溜っている

遠く西方に黒い富士山がある

 

というような短いを詩をいくつも残しています。

哀しみがあって、さみしさがあって、笑いがあって、
凛とした孤独がある。
何回読んでもあたらしさを感じる詩です。
読む人の孤独を支えてくれるような詩でもあります。

『美しい街』では尾形亀之助の初期から晩年まで
全作品のなかから55の詩を選んでいます。
作品の合間々々には、同じ時代に活躍した夭折の画家、
松本竣介のデッサンが入ります。

巻末には、尾形亀之助を一番好きな詩人だという
能町みね子さんの書き下ろしエッセイが収録されます。
こちらもぜひ読んでほしいです。

弊社の社是どおり、何度も読み返せる本だと思っています。
ぜひ書店店頭でご覧になってください。

『美しい街』
著者:尾形亀之助、松本竣介
デザイン :櫻井久
価格:1600円+税
版型:四六判上製変形
頁数:176頁
ISBN 978-4-904816-22-6 C0092


取次に納品する日は2月17日ですが、
その日に一斉に書店店頭に並ぶという
わけではありません。流通の関係で、
書店での発売日はマチマチです。
取次納品日から1週間〜2週間かかる
場合もございます。
ご注意ください。


得地直美『神保町』展

2017年の1月5日(木)から15日(日)まで

京都のレティシア書房さんで、『神保町』展が開かれます。

得地さんの生の線をぜひ見にいらしてください。

心があたたまります。

レティシア書房さんも素敵なお店です。


『神保町』のちょっとしたニュース

 

東京堂書店さまでの11月8日調べ
「週間ベストセラー」で2位になりました。
その翌週は6位でした。
ありがとうございます!
書評家の岡崎武志さんが『神保町』のことを
ブログで、こう評してくださっています。
「多くは道の対岸から引いた目で、神保町の古書店を中心とした建物群、
街角などをスケッチしている。大胆な線で、大きく対象を捕らえ、しかし
全体から受ける印象は繊細である。いつも見慣れている神保町だが、
こうしてつくづくと眺めることはないだけに、建物との出会いが大変新鮮である。
これはやっぱり写真とは違う、一人の絵描きが、目と腕を連動させて、手先から生み出す、
もう一つの世界なのだ。画集なのに、詩集を読んでいる気にもなる。」
http://d.hatena.ne.jp/okatake/20161110
最高にうれしいです。
みなさまもぜひ『神保町』を、部屋で、カフェで、電車のなかで楽しんでください。


神保町

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11月3日(金)、取次搬入で新刊を出します。
(神保町界隈では10月28日から発売です)
弊社にとって初めての画集のような本です。
その名も『神保町』。
『本屋図鑑』のイラストを手がけた得地直美さんが
128ページにわたって、神保町の町の風景を描いています。
神保町に行ったことがある人なら、「ああ、ああ」とため息が
もれます。
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町のディティールではなく、町全体の雰囲気を1冊の本に
パッケージしました。
かのジェイムズ・ジョイスは、
「たとえダブリンが滅んでも、『ユリシーズ』があれば再現できる」
と語ったそうですが、この『神保町』があれば、
たとえ神保町に行けないときでも、町の空気は存分に味わえます。
いいですよ。
なお、『神保町』発売に合わせて、
①10月28日より、三省堂書店神保町本店さんでパネル展が
開催されます。
②東京堂書店さんで、得地直美さんが店内の「軍艦」を描いた
Tシャツが発売されます。デザインは6JUMBOPINS さん。
こちらも28日から。
③神保町ブックフェスティバルに今年初めて弊社も出店し、
『神保町』を販売いたします。
秋の日にぜひ、お出かけください。
『神保町』
著者:得地直美
デザイン :櫻井久、中川あゆみ
価格:1700円+税
版型:A5判変形、上製
頁数:128頁
ISBN 978-4-904816-21-9 C0000

取次に納品する日は11月3日ですが、
その日に一斉に書店店頭に並ぶという
わけではありません。流通の関係で、
書店での発売日はマチマチです。
取次納品日から1週間〜2週間かかる
場合も多々ございます。
ご注意ください。


7周年フェア

7周年フェア
早いもので、今年の9月1日から、
弊社は8年目に入ります。
自分ひとりの力ではなにもできませんでした。
読者のみなさま、書店のみなさまのおかげです。
感謝しています。
姫路のおひさまゆうびん舎さまでは、弊社の7周年を
記念して、フェアをしてくださっています。
小さなお店の、大きなフェア。
①それぞれの本に読者からのコメントがあったり。
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②弊社の本がある風景の写真が並んでいたり。
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こちらは、ある読者の部屋の本棚。感激です。
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③弊社の本をお買い求めいただくと素敵なグッズも。
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弊社作成の64ページの限定記念冊子ももらえます。
10月31日まで。
ぜひ!
おひさまゆうびん舎
〒670-0012 兵庫県姫路市本町68
tel/fax 079-288-6597
定休日/木曜日(臨時休業有)
姫路城のすぐ近くです


志のバトンをつなぐ

志のバトンをつなぐ
「志のバトンをつなぐ」というトークイベントが、
9月2日(金)14時から、滋賀県草津の
「草津市民交流プラザ」であります。
登壇されるのは、『移動図書館ひまわり号』の
著者の前川恒雄さん。
聞き手は、ぼくがつとめます。
この本を今年の7月に復刊したとき、ぼくの
友人は次のようなメールをくれました。
「図書館の世界で、市民の図書館についての機運がたかまった時代。
それを支えたのは、戦時中の苦い体験。
思想善導に走ってしまったこと。 検閲。閉鎖。
これが「良書」だときめていった息苦しい時代。
自由な発言ができなかったそんな時代をくぐりぬけたひとたちが、
新しい時代には、みんなが無料で、知るべきこと、知りたいこと、
だれもが表し、そのためには、知れる自由が必要だと、
整備を考えたのが、公共図書館のすがたです。
『公の秩序』をもとめる風潮は、いったいどんな世界をもたらすのか、
もうおじいちゃん、おばあちゃんの世代はいたいほど知っていたはず。
みずみずしい交流は、生はどこから生まれるのか。」
もし、お時間あるようでしたら、ぜひ草津へお越しください。
会場のみなさまと、前川恒雄さんの志を、ほんの僅かでも、
引き継げたら、と願っています。
滋賀